かいているひと

やどかり
推し活と社会人生活に疲れたある日、ふと通帳を整理してみたら計600万円の貯金が爆誕していました。
それまでの私は、お金の知識ゼロ。コラボカフェでは推しが出るまで飲みまくり、ランダムグッズは「上限で」。定時で退社してカラオケオール。もちろん収入は人並み以下。
それでも貯まった600万円。
色々悩むことも多かったけど、自分の推し活って結構バランスいいのでは?
なんて調子に乗って“かりずまい”、作っちゃいました。
このブログでは、好き勝手生きてきた低収入の東京在住30代が、知識ゼロでも貯まった600万円の謎を解き明かしながら、これまでの推し活を振り返りつつ日常を綴ります。
けいれき
推し活歴は14年ほど。
学生時代から持ち続けている節約意識と、現在暇さえあれば流し続けているお金関係の動画や書籍、新たに趣味となった投資により金融知識爆増中。
調子に乗って受けることにしたFP3級の合格を目指して図書館に通う日々。(※ブログの情報発信の公平性を保つための自己学習です。)
これまでのこと
■ はじまり
初めてアニメグッズを買ったのは、高校生のときでした。
当時は“推し活”という言葉にも馴染みがなく、友人に連れられて入ったアニメイトでルフィのポスターと黒執事のメモセットを購入したことを覚えています。
■ 伏して広がった世界
時は流れ、怪我で療養したことをきっかけに、私は2.5次元ミュージカルや二次創作の世界を知りました。
無料動画や格安のレンタルDVD、所持していた原作で推しを学び、妄想を書き溜めるようになります。
個人サイトの運営をはじめると、途端に世界が広がっていくのを感じました。
お金がなくても、部屋から出られなくても、推しを通じてたくさんの人と繋がれることを知ったのです。
■ オフラインイベント
社会復帰を果たし、pixivでの活動に移行してからは、オフラインイベントにも足を運ぶようになりました。
同人誌を発行したり、アンソロジーに参加させてもらったり、同人仲間と合宿をしたり、コスプレして売り子をしたりと、本当に楽しい経験をさせてもらいました。
■ グッズ全盛期
フォロワーさんからコラボカフェの存在を教えてもらうと、今度は就業後に週4で秋葉原や池袋に通う生活が始まります。
同時にソシャゲやグッズ収集という、お金のかかる推し活も始めて、日々全力で楽しんでいました。
某ハンズのグッズ待機列で一心不乱に同人誌の下書きを打っていたのは私です。
物欲は遠征に留まらず、代行業者や海外通販にも手を出していました。
■ 推し活の変遷
グッズが増えてくると、SNSでのグッズ交換やフリマアプリを活用するようになります。
そして、その大変さに疲弊すると、今度はグッズの数を減らしてインテリアのように飾ったり、手を加えて楽しむようになりました。
コロナでイベントが軒並み中止になった時期は、自宅で推しイメージの飲食物を作って楽しんでいました。
■ 道しるべ
この10年ほどで全く触れていない推し活の方が少ないという現状です。
その時々で、どの推し活にも全力を注いできました。
そんなわけで、私はそれなりの道案内の看板になれるのではないかと自負しております。
AIを開けば大抵のことは教えてくれるご時世ですが、体験を踏まえた道しるべは人の口から伝えてこそだと思うのです。
ブログのもくてき
これまでのことを文字にしようと思ったきっかけは、600万円を発見したことです。
「推し活で使いすぎて貯金ゼロ!」
「貯金のために推し活をセーブ!」
「金融リテラシーで散財をカバー!」
「推しのために給料UP!」
そんな状況なら、いざ知らず。
「お金の知識ゼロ、低収入で都内在住、全力推し活民の通帳になぜか600万円爆誕」
これはもう書くしかありません。
なぜならお金の問題は、推し活をする上で非常に大きな課題となるからです。
推し活というのは、かけようと思えば幾らでもお金をかけられる趣味です。
財力が物を言う世界だと感じる方も多いでしょう。
しかし、本当にそうでしょうか?
『推し活と何かを天秤にかけて苦しんでいる人の気持ちが、ちょっと楽になるような言葉を置いておきたい。』(推し活カテゴリー)
『お金の出力を調整するためのマインド、節約、知識の欠片を置いておきたい。』(お金カテゴリー)
そんな思いでこのブログを立ち上げました。
やどかりのように、環境や成長にあわせて自分で貝殻を選んでいけたら、毎日はきっと楽しいものになります。
このブログを読んでくださっているみなさまと、一緒に次の貝殻を選んでいけたら嬉しいです。
2025/08/10 やどかり