【悲報】東京ガスの節約情報を見逃していた件について

お金の話
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はじめに

固定費について、みなさんはどれくらい関心を持って生活していますか?
 
以前の私は、契約内容どころか月々の支払いすらほぼ把握していませんでした。
 
ポストに入れられる検針票を確認して、『こんなにかかるのか』と思う程度。
 
毎回、見てはいました。
 
何年も保管していました。
 
でもそれだけで、支払う金額をどうしようだなんて考えたことがありませんでした。
 
今思うと、おかしな話ですよね。
 
固定費はいくらかかっても仕方がないものとし認識していた、だなんて。
 
だけど、きっと節約や貯金を意識したことのない多くの人は、そんなものなのだと思います。
 
 
 
しかし、私は節約・貯金・投資に目覚めた際に固定費についても自分なりに調べました。
 
そして、これで完璧だと思える布陣を整えたのです。
 
その計画がとっくに破綻していたことも知らずに……。
 
 
 
今回は、節約のつもりでかけていたひと手間が無意味だったと知ったやどかりの悲しみを記事にしています。
 
もしも同じ境遇の方がいらっしゃいましたら、ぜひこの手を取って、一緒に最適化を目指すステップを踏み出しましょう。
 
 
 
 

口座振替割引終了のお知らせ

『これまで、口座振替によりガス料金をお支払いいただいているお客さまにのみ、口座振替割引(税込55円/月)を適用しておりました』
東京ガス公式ページより引用
https://www.tokyo-gas.co.jp/news/topics/20241001-01.html

そうなのです。
 
当時私は、この55円とクレカ支払いにした際に入るであろう楽天ポイントを天秤にかけ、55円を取ったのです。
 
(2025年現在、楽天カードで公共料金を支払う際のポイント還元率は0.2%です)
 
これぞ最適!
 
口座振替割引とポイント還元率まで含めて検討している私は偉い!
 
なんて思っていた、今年の4月

『が、昨今の支払方法の多様化を踏まえ、公平性の観点からこの割引を廃止いたします。』
東京ガス公式ページより引用

…………なんて?

『適用開始時期
2025年3月検針分より適用』
東京ガス公式ページより引用

まさかの事後。
 
調べたとき、いったいどうして気がつかなかったのか。
 
そもそもどうして、私はそれを知らなかったのか。

『お客さまへの周知について
2024年10月以降、対象となるお客さまにはハガキ等によりお知らせいたします。』
東京ガス公式ページより引用

…………なんか、あった気がする。
 
 
 
 

私に足りなかった、ふたつの最適化


 
■ 行動の最適化

前述した通り、以前の私は公共料金のお知らせなんて右から左でした。
 
何を通知されても仕方ない、払うしかないものだと受け身だったのです。
 
それ故、ハガキを受け取っても行動しようとは思わず、結果的にハガキの存在も内容も今まで忘れていました。
 
『55円高くなるんだ』
 
ハガキを受け取り、憂鬱な気持ちになった記憶はあるにも関わらず、です。
 
節約やお金に対する意識が低かったことが、原因のひとつとしてあげられます。
 
固定費の見直しという概念を持っていなかったのです。
 
また、当時様々なことが重なっていて心の余裕がなかったことも原因と言えるでしょう。
 
事実上の値上げに対して、世間の声を聞いてみようとスマホで検索する気力もなかったのです。
 
 
 

■ 情報の最適化

投資を始めた頃から、私は図書館で本を借りるという新たな習慣を身につけました。
 
そんな中、本を選ぶときに意識していることがあります。
 
それは、“お金の制度に纏わる本を読むときは最新版に限る”ということです。
 
お金の制度や法律は頻繁に変わります。
 
NISA や iDeCo などの資産形成の核となるような制度も、何度も見直されてきました。
 
​年金制度や健康保険制度なども、常に議論されています。
 
1年前に出版された本ですら、役に立たないどころか混乱を招いてしまいかねないのです。
 
 
お金にとって最適な状態はコロコロ変わる──私がそう意識するようになったのは、わずか数ヶ月前。
 
固定費の見直しを済ませた後でした。
 
あのとき、きちんと最新情報を探していれば、口座振替割引終了のお知らせにも辿り着いていたことでしょう。
 
 
 
 

新たな課題:どこまで最適化すべきか

口座振替割引の終了に気づいた私は、後悔を秒速で済ませ、即刻クレジットカード払いの申し込みを行いました。
 
獲得できるポイントは、どんなに多くても8円程度。
 
取るに足らない金額かもしれません。
 
それでも一度登録すれば、今後は何もしなくてもポイントがもらえるのです。
 
私は、そういった性質のポイントは取りに行きたいと考えています。
 
 
 
これで本当に公共料金の最適化が完了しました。
 
…………本当に?
 
 
 

■ 銀行口座の最適化

まず、通帳を整理した際に、私は公共料金の口座振替割引のためにメガバンクを残しています。
 
霞のような金利*と実感しつつ50万円ほど預け、今後5年程度の支払い用としていました。
 
水道料金も口座振替の場合は毎月50円割引されるため、毎月105円お得に支払いができていたわけです。
 
年間にして1260円の節約。
 
加えて、向こう数年は公共料金の支払いを貯金で済ませられるというのは、悪くない選択だと思っていました。
 
この時点で、公共料金の支払い用口座を複数持つという考えはなかったのです。

しかし、水道料金だけであれば、手持ちの信用金庫でも支払いが可能だということに私は気づきました。
 
両者の金利*は、節約家からすると雲泥の差です。
 
そこで私はGeminiを開き、金利と得られる利息について話をしました。

“信用金庫の金利が年率0.2%の場合ですね。
50万円を1年間預けた場合の利息を計算してみましょう。
元金: 500,000円 ​年率: 0.2%(=0.002)
計算式は以下の通りです。
500,000円 \times 0.002 = 1,000円
税金と手取り額
この利息には、所得税と復興特別所得税、合わせて20.315%の税金がかかります。
1,000円 \times 0.20315 = 203.15円
税金分を差し引くと、実際に手元に入る金額は以下のようになります。
1,000円 – 203.15円 = 796.85円
したがって、税引き後の利息として、約797円が手元に入ることになります。”
Geminiとやどかりの会話より

 
『それなら、信用金庫に乗り換えたほうがいいのでは?』
 
ここで、私は2つのアスタリスクについて確認しました。
 
そして今年、2025年の3月からメガバンクの金利も0.2%に上がっていたことを知ったのです。
 
またしても、情報最適化の必要性を思い知ることになりました。
 
とはいえ、メガバンクを解約できる状況にあることに違いはありません。
 
現在複数の用途を持たせており、さらに生活圏内に店舗が存在する信用金庫は、私にとって非常に便利な存在なのです。
 
そして銀行口座を必要最低限にまとめることは、節約家として重要なことでもあります。
 
しかし、私はこの問題について即座に対応することができませんでした。
 
様々なことを考えた結果、これについては少しだけ時間が必要だと感じたのです。
 
 
 

■ 契約会社の最適化

銀行口座の件と同時に、私はこれまで深く踏み込んでいなかった問題があることを思い出しました。
 
それが、公共料金の契約会社についてです。
 
引っ越しで様々な契約をしたとき、当然ある程度は調べました。
 
しかし、それでも今回のような見落としをしていたのです。
 
いま一度、契約会社を見直す必要があるかもしれない。
 
そう思った私は、改めて電力会社やガス会社について検索をはじめました。
 
ですが、今となっても「よくわからない」というのが正直な感想です。
 
基本料金がどうで、従量料金がこうで、再生可能エネルギー発電促進賦課金があって、それぞれの割引や還元があって……
 
シュミレーションをやってみても、“〇〇円お得!”としか表示されず、実際に数字を見ないと納得ができません。
  
お金の勉強はある程度重ねてきましたが、公共料金については、まだまだ浅いのだと実感しました。
 
ともあれ、公共料金の節約には通信費ほどの威力はないので、時間をかけて勉強していこうと思います。
 
 
 
 

まとめ

今回、私はガス料金を確認しているときに偶然、口座振替割引が消えていることに気がつきました。
 
公共料金の定期的な見直しの有用性を自ら証明することとなったわけです。
 
でも、それもこれも、支出ときちんと向き合うようになったからこそ知れたことですよね。
 
今回の反省を生かし、これからも支出の確認と見直しを定期的に行っていきます。
 
まずは、一旦保留とした銀行口座の最適化について、この記事を投稿したらすぐに検討を再開するつもりです。
 
他の銀行のようにすぐに解約に踏み切れない理由や、私の考えるデメリットについては、また別の記事で書けたらと思います。
 
興味のある方は、ぜひそちらも待っていてくださると嬉しいです。
 
 
 
今回もお読みいただきありがとうございました。
 
またぜひ遊びに来てくださいね。

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